どういうわけか、昔からパッケージが好きです。

他にもいろいろと集めているものはあるのですが・・・アンティーク雑貨はもちろん
のこと、新旧問わずポストカード、ペーパーナフキン、ミニチュアなどなど・・・どれを取っても、
パッケージとの共通点は多い気がします。要するに”物のデザイン”が好きなんですよね〜。
そして(特にアルファベットの)書体が好きなので、全てが凝縮しているパッケージが好きなのかも
しれません。

考えてみれば、私がモノを選ぶ時の基準って”デザインが良いかどうか”に重点が置かれています。
インテリアはもちろん、文房具に雑誌、化粧品、日用品、目に触れるところに置く食料品。
(唯一、パッケージで買うと失敗するのがCDかな。)
残念ながら日本のパッケージのレベルというのは私的にはワーストに近い。海外からわざわざ買ってきている
ものも少なくありません。(最近は日本でも輸入食材店などがたくさんできて嬉しい限りです。)
海外に行くと、アンティークは商品にしなくては!と常に我慢してるので、逆にパッケージものは心おきなく買ってしまいます。
時には、商品そのものよりもパッケージだけがほしかったりして。
(アメリカでホームステイした時は、普段の旅行では買えない卵や乳製品を買って、中はホストファミリーへ。ママがとても理解のある人だったの助かりました。ACME BREAD
<バークレーのCAFE FANNYの隣のべーカリー>へ行った時も、袋だけ余分に入れてくれる?と言ってパッケージをgetしてくれました。)
とは言え、外国のパッケージが全部いい!というわけではなく、一応、私なりに厳選してはいます!!

・・・と、前置きが大変長くなりましたが、そんなこんなで買い集めて来たマイ・コレクションをお披露目したい
と思います。最近のものは、まだ手に入るかも!?











See's CANDY






 See's CANDIES は、サンフランシスコに行ったことのある方ならみんな知っているチョコレート屋さんでは
 ないでしょうか? 空港などのお土産屋さんにも入っていますし、何と言ってもこの黒白のロゴは目立ちます!
 最近まで知らなかったのですが、日本にも銀座と表参道にも直営店があるそう。(こちらのサイトでも購入
 できます)

 買付けの際、ホテルの近くのショッピングモールの中にも入っていたので、吸い寄せられるように店内へ。
 パッケージがレトロでかわいいのはもちろん、お店もすっごくかわいいのです。
 箱や缶に入ったパッケージものもありますが、ガラスのショーケースには宝石のように飾られた小さなチョコ
 レート達が! ・・・普通の成人女性だったら、こんなディスプレイのジュエリーショップに歓喜するのでしょう
 が、私の場合はチョコレート(笑)! しかも食べる方はあまり興味がない(と言うか〜アメリカのチョコレート
 は甘すぎるんですもの・・・)と言った状況。客観的に見て笑えますね。

 店内にいた若くてきれいなお姉さんが、”どうぞ!”と言ってチョコレートを手渡ししてくれました。日本だった
 らサンプルは1/4とか小さめのものとかだと思うのですが、ショーケースに入った現物と同じもの。小さなチョコと
 言ってもそれはアメリカ、一口サイズじゃありません! しかも小さなトレイとかは付いていませんよ、そのまま
 の状態です(笑)。
 渡されたチョコはシーズンもののおススメらしく、中にチェリー系のものとヌガーが入っていました。その場で
 小さく一口食べてみましたが、それだけで板チョコ1枚分に相当するような満足度。うぅ・・・む。


 See's CANDIESは、ものすごく種類がいっぱいあるんです。例えて言うなら、サーティーワンのチョコ
 レート屋さん版!?
 (ちなみにサーティワンって世界中にあるのですが、日本以外では Baskin Robbins って言います) 

 その中に、これらのチョコレートを1つだけ入れる小さなかわいいギフトボックスがあるのに気付きました。
 値段は1ドルちょっとだったと思いますが、どうやらそこのチョコレートを買って入れる用って感じです。
 でもせっかくだから駄目もとで”この箱だけで買えますか?”って聞いてみました。
 お姉さんは、一瞬ちょっと困った顔をして(この顔で本当は駄目なんだなって思いました)スタッフルームが
 あるであろうカーテンの方を見つめ・・・どうやらその中に上司がいるらしい・・・、思い切ったように”いい
 わ!おまけしてあげる”とウィンク。そしてその箱を”タダで!”くれたのです。3種類あった色の中から選
 ばせてくれ、私は白を選びました。上の写真中央下側がその箱です。こんな風に好きなパッケージにまた思い出が
 プラスされるとより嬉しいものです。

 アメリカって大らかだなぁ!って思うのですが、スーパーやお店などで1、2セントの小銭がない場合、おまけ
 してくれることがよくあります。逆に日本で、若い頃アルバイトをしていたカフェのレジでアメリカ人らしき人
 に”1円ないからまけて!”って言われたことがありました。その時は雇われの身でしたし、まだそういうことを
 知らなかったので”できません”と答え、”ありえな〜い!”と思ったものですが、そういう土台を知った今は、
 その人の行為に頷けます。

 See's CANDIES からそれましたが、とりあえずその時は、何も買わないのも悪いな〜と思い、チョコレートバーを
 1本買い、かわいいチラシとその箱をもらいました。載せた2枚の画像はそのチラシの表と裏なのですが、額装
 して飾りたい程かわいい!

 サンプルでもらった食べかけのチョコは、お店を出た後ティッシュに包んで、その後スターバックスでコーヒーを
 買い、ゆっく〜〜〜り堪能させていただいた私でした。


 







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TRADER JOE'S






 買付けは、いつも渡航前にばっちり計画を練って分刻みのスケジュール。通常はアメリカもヨーロッパも
 車はないので、徒歩・電車やバスなどの公共機関・タクシーなどいろいろ駆使しています。最近は
 グーグルマップが大活躍です。最寄の駅から歩けるか? 近くに使えそうなお店はあるか? 治安はどうか?
 などストリート・ビューも使って確認。・・・ストリート・ビューに関しては防犯上の問題など賛否両論
 あると思いますが、私の場合は
とてもありがたい存在です。他にも、駅やバス停をクリックすれば時刻表に
 リンクしたりと、飛行機やホテルの予約なども含めインターネットは旅行には欠かせない存在になりました。
 一昔前は、ホテルの予約も、英文を書きFAXで流して---何日も返事が来ない場合があったりして国際電話を
 かけたりで、それはもう大仕事。初めての場所は、どんなところさえも分からないまま予約していたのです。
 今では、ホテルのホームページの他、他の人のクチコミ意見も見れたりしますから、不安材料が減りました。
 それでなくとも、旅は何かしらのハプニングがありますから。

 さて、今日ご紹介のパッケージも買付けの合間に、てくてくと歩いている時に見つけたお店のものです。
 アメリカに詳しい人はチェーン店なのでご存知でしょう、TRADER JOE'S(トレイダー・ジョーズ)という食材店。
 私もなんとなくその名前を聞いたことはあったのですが、入ったのはその時(2008年)が初めて。
 まず店先のコーヒーショップがチラリと見えて、ちょっと気になりました。(以前一緒に旅行に行ったことのある
 友達にはそういう場合の”鼻が利く”と言われています)併設してあるのはスーパーかなぁ?と思って入ったら、
 それがトレイダー・ジョーズでした。食材店と書きましたが、スーパーと違うのは生鮮食料品がないこと。それで
 も酒類から缶詰、冷凍食品、加工された肉類、チーズ、パスタ、瓶詰めされたジャムやソース、果ては洗剤や
 スキンケアのものなどなどかなりの品揃え。

 私が店内に入ってまず思ったのが、陳列のきれいさ。何やら他のスーパーなどとは違う感じなので、なぜだろう?
 とよく見てみたら、オリジナルのパッケージがほとんどなのです。一部海外から輸入したものをそのまま売って
 いるのもありましたが、80%くらいのものは、TRADER JOE'Sのロゴ入りのオリジナルパッケージ。シリーズの
 物などは箱の大きさも揃っていてとってもきれいに区分けされており、たくさんの別々のメーカーを扱うスーパー
 より
整理整頓されている印象が強かったのだと思います。
 驚くべきは、そのパッケージのデザインのレベルの高さ! アンティーク風なラベルあり、モダンでかっこいい物
 もあり、箱だけでなく中身が見える透明のビニールの袋にラベルを貼ったものなど、形状やタイプはいろいろなの
 ですが、どれもとっても完成されているんです。
 また良いものを安く!というのがここのポリシーのようで、オーガニックなのに低価格という夢のようなお店
 です。
 
 あぁ、ここの近所に住んでいたら家中ここのものにしちゃうのに!・・・と思いながら、いつものことながら
 重い物は買えないので、軽くて実用的で気に入ったパッケージのものをいくつか選びました。
 上の画像はアメリカの代名詞!とも言える(?)”マカロニ&チーズ”。インスタントの定番ですが、オーガニック
 な上、パスタはシェル型で、チーズはホワイト・チェダー。なんともオシャレでしょ? そして、このパッケージ。
 (田舎風な女の人がクラシック調の絵柄で描いてあるのが見えるでしょうか?)
 下に敷いてあるのは、エコバック。大きなスプーンとフォークの絵柄(下の画像参照)と、裏はヴィクトリアン風な
 男の子と女の子。
 下の画像にもう1つ写っているのは、ブラックーベリー・ティー。こちらはすっきりとモダンなデザインです。中も
 シンプルに透明な袋にロゴの付いた紙だけのティーバックですがミニマムな美しさがあります。

 レジの人に「このエコバック、今使いますか?」と聞かれ、「はい」と答えた私。その後行ったアンティーク屋さん
 で「トレイダー・ジョーズでランチ仕入れて来たの?」って聞かれました(笑)。
 
 








   


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見てね!

パッケージコレクション vol. 1 〜 10 を見る↓

vol.10 ALBERT MENES
vol.9 McCormickスパイス
vol.8 Hershey's Chocolate
vol.7 SAINSBURYのはちみつ
vol.6 RUY フランスジャムのフタ
vol.5 DEMEL すみれの丸箱
vol.4 サン・ベネディッティ お水のボトル
vol.3 イタリアのキャンディの缶
vol.2 マロンペーストの缶
vol.1 ねこのチョコレートの箱


パッケージコレクション vol. 11 〜 19 を見る↓

vol.19 エッグ・コンテナー
vol.18 バルドゥッチーズのコンテイナー
vol.17 さくらんぼキャンディーの缶
vol.16 Yabon ライスプディング
vol.15 アンジェリーナのジャスミンティー
vol.14 パプリカペーストのチューブ
vol.13 カファレルのチョコレート缶
vol.12 Mackwoods ストロベリーティー
vol.11 Whittard レモンビスケット



パッケージコレクション vol. 20 〜 29 を見る↓

vol.29 APPLE JUICE の缶
vol.28 チェックのコンテナー
vol.27 サワークリームの容器
vol.26 オーボンヴュータン お菓子の缶
vol.25 Elderflower drink
vol.24 Fortnum & Mason
vol.23 HACHEZ ミニチョコレート
vol.22 カスタードとフランの箱
vol.21 Suisse Mocha
vol.20 MORTON ソルト



パッケージコレクション vol. 30 〜 39 を見る↓

vol.39 Yoplaitのヨーグルト
vol.38 galatine ミルクキャンディの箱
vol.37 クラブツリー&イヴリン Biscuitsの箱
vol.36 PASTIGLIE LEONE
vol.35 MAZET DE MONTARGIS ミニ缶
vol.34 Doria イタリアのビスケット
vol.33 Whitman's チョコレートの箱
vol.32 McDougalls 小麦粉
vol.31 Fluff マシュマロの容器
vol.30 ELEVEN O'CLOCK TEA


 
 


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