カフェ好き!雑貨好き!アンティークショップdaily antiquesオーナーが案内するヨーロッパ街歩きガイド
Trip to European countries and U.S. !


Preparation for travel
旅の準備
旅慣れている人には必要ないと思いますが、海外旅行に
必要なことを順番にまとめてみました。
●まず一番初めに決めなければいけないことはコレ●
どこへ行くか?何をするか?
パスポート・ビザ
海外旅行で一番大事とも言えるのがパスポート。有効期限のことは皆さん気にかけていると思うのですが、忘れがちなのは残存期間。
ヨーロッパなら大体3ヶ月くらい必要なところがほとんどでしょうか。
もしもの紛失の時に、パスポートのコピーと顔写真2枚を持っていくと良いかもしれません。
また、ビザは観光目的で短期滞在の場合は通常いりませんが、長い滞在や留学などの方はきちんと調べて下さいね。
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航空券
どういう経路でその場所まで行くか、と考えるのがファーストステップ。安いチケットにはそれなりに理由のあります!
直行便か経由便か?・・・経由便なら北周りか南周りか。これには大きな差があります。同じアジアの航空会社でも大韓航空は
北、キャセイ(香港経由)は南。南周りの場合、その日に着くことはなく、直行便と比べてプラス10時間くらいかかることも。また
何度もトランジットしなければならず、その待ち時間は膨大になり、再度セキュリティ・チェックも受けなければなりません。
荷物の積み替えが間に合わずに紛失という可能性さえ出てきてしまいます。
また滞在日数に寄っても、FIX(帰りの日にちの変更不可)かOPEN(変更可)かに寄っても金額は大分違ってきます。
それから、一番大切なことは早めにチケットを取ること。安いチケットは売り出してすぐになくなってしまいます。
最近はインターネットで探すのがベストな方法だと思いますが、メールでのやり取りは案外時間がかかるもの。良いのが見つかったら
電話して聞くのが一番早いです。
また片道航空券は割り高なだけでなく、英国などでは入国が拒否されることもありますので気をつけて下さい。
航空券が安く見つかった!と喜んだのも、つかの間、最近では石油サーチャージ(燃料費)というのがあって意外とこれが高いのです。
航空会社に寄って違うので先にキチンとチェックすること。また空港使用税も場所に寄って随分違いがあります。使用する空港が
多くなればそれだけかかってきますので注意が必要です。
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ホテル
一昔前まで、どきどきしながら英語で電話をかけたりFAXでなかなか返事が来ないなぁと心配になったり。海外のホテルの予約は
頭の痛い問題でした。それが今ではネットで打ち込むだけと、なんて便利になったのか!と思います。
実際のホテルに直接予約するまでもなく、日本語のホテルのサイトもいっぱいありますものね。
ただし、(ヨーロッパの場合特に)画像が実物より随分良く映っていること多し!です。(笑)
ホテルの他、B&Bやゲストハウス、長期貸しのアパルトマンやSTUDIO、普通のおうちにホームステイなど
今では様々なスタイルの滞在の仕方もできます。
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情報収集
行き当たりばったりの旅の楽しみ方、というのもあるのかもしれないけれど、せっかく海外まで時間とお金をかけて行く
のですから、しっかり予定を立て情報収集して行きましょう!
一番便利なのはここでもインターネットです。観光局のサイトや、実際行った人のブログを読むのも生の声が聞けて
良いですし、現地の交通機関のサイトに行きたい所を入力すると、行き方や時間まで出て来るものもあったりして重宝します。
インターネット以外の方法としては、東京駅近くには旅専門の図書館があります。(http://library.jtb.or.jp/)
ネットがない時代はよく活用させていただきました。
また、気になる場所の、雑誌の特集などはまめにチェック!
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現地での移動
現地での移動の情報は、現地に行ってから・・・でも良いのですが、日本にいる時にしか(現地では買えない)パス類には注意が
必要です。ユーレイルパス、ヨーロピアンイーストパス、スカンレイルパス、ブリットレイルパスなど。ヨーロッパ以外ではUSAレイルパス
(アメリカ)、オーストレイルパス(オーストラリア)など沢山の種類があります。
また、ロンドン市内の地下鉄やバスに乗り放題になるロンドントラベルカードは、ロンドンに行く時は必ず買って行きます。
一駅の値段が約400円!という物価の高いロンドンでの移動はすぐ元が取れますよ。現地のワンディカードは時間指定が
あるのですがこのパスは終日使えるのも利点です。
皆さんの中には、レンタカーを借りて移動したいという方もいらっしゃるのでは?
日本で車に乗っている方なら、国際免許書の手続きは意外に簡単。警察や免許センターに必要なものを持って行けばその場で
もらえます。有効期限は1年間。
乗り慣れている人なら、運転もものすごく難しいということはないと思います。事前に標識や、その場所独自のルール
(イギリスのラウンドアバウトや、アメリカでは踏み切りで一旦停止しないなど)を覚えていくことは必要ですが。
それからアメリカのハイウエイなどを使う旅は、助手席にナビ(地図が読める人)がいないと、初めての土地は厳しいかも。とにかく
スピードが早いので、場所を表す標識などを見逃してしまいがちになるのです。
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天気
これは服装を決める為に必要な要素。最近は異常気象などで、ガイドブックなどに載っている気候と全く違うこともあるので、
インターネットで現地週間予報などをチェックすることをおススメします。
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荷物の準備
旅慣れていなかった初めの頃は、使う段階になって”あっ!忘れた”ということもあって。。。それ以来、旅の持ち物は一覧表にして
チェックしていきます。 旅の仕方や人によって持ち物は違うと思いますが、個人的にいつも持っていくもの・あると便利なものを
書いてみますね。
必要書類・バウチャー・・・パスポートはもちろんのこと、航空券のバウチャーやホテル予約のコピー、資料などなど。
初日のホテルの住所は出しやすいところに入れておくこと。(入国の時に聞かれることもあり)
メモ帖・筆記具・計算機・・・メモと筆記具はずっと持ち歩いていた方がいいです。
クレジットカード・・・いざという時キャッシングもできるし、ホテル予約の際に必要なので仮に使わなくても持っていくこと!
衣類・・・各3アイテムずつくらい持って行くようにしています。洗えるものはホテルでマメに洗濯。
日中暖かくても朝晩は冷える所が多いので、カーディガンなどは絶対必要。小さく持ち歩けるものがなお良い。
冬は手袋、マフラーもお忘れなく!
帽子・・・冬は寒さ対策、それ以外のシーズンは日差しが強いので。
薬・バンドエイド・目薬・・・風邪薬、頭痛薬、胃腸薬など。海外の薬は強いし、薬を選ぶのも大変なので必ず持って行く。
バンドエイド・目薬は常に持ち歩いています。特に飛行機の中は乾燥するので目薬は必需品。
腕時計・目覚まし時計・・・日本では腕時計を着けていないのですが旅行の時は必要。目覚ましは早起きしなければいけない人だけ。
携帯電話の目覚まし機能を使う手もある。
ポケットティッシュ・ウエットティッシュ・・・絶対必需品。ヨーロッパの場合、ホテルにティッシュが付いていないこと多々。
(最悪の場合はトイレットペーパーで代用)
化粧品・ハンドクリーム・ボディクリーム・・・いつも使っているもの。空気が乾燥しているのでリップクリーム、ボディクリーム系は
必需。
爪切り・綿棒・・・旅に出ると、ありがたみが分かるアイテムかも。ないと困る。買うのももったいないし。
トラベルスリッパ・・・絶対持って行くことをおススメします。機内で、お部屋で。シャワーを浴びる時(前後)など靴だと何かと
面倒なので。ビーチに行く予定の人はビーチサンダルという手もある。
はさみ・カッター・テープ・マジック・瞬間接着剤・・・何か送ろうと思っている人は特に。思ってない人も小さなはさみはあった方が
良い。接着剤は一度歩きすぎて靴の底がはがれたことがあってそれ以来持って行く。
ビニール袋・・・何かと必要になる。また上にジッパーが付いたプラスチックの袋は現地で集めたパンフレットやレシートなどを取って
おくのに便利。
裁縫道具キット・・・安心の為に。一度手に棘がささったことがあってウエットティッシュで消毒して針で取った・・・なんて使い方も。
小さなものほし・・・よく100均で売っているような小さなものでOK。マメに洗濯して乾かす。空気が乾燥しているので日本より速く
乾きますよ。厚手のものはバスタオルでくるくると巻いて押してから乾かすと良い。初めは洗剤も持って行ってた
けど今は石鹸やボディシャンプーで代用してます。
日焼け止め・・・外にいる時間が長いのと日差しが強いので日本にいる時より注意が必要。夏以外のシーズンも持っていった方が
良い。
サングラス・・・特にレンタカーを借りてアメリカに行く人は絶対持って行くのをお勧めします。
プラスチックのスプーン・フォーク・割り箸・・・スーパーで買ったりテイクアウトをしてホテルで食べる時に。
傘(レインコート)・・・すごく小さくなる折りたたみがあると良い。野外の市、荷物が多くなりそうなところ、風が強い場所は
レインコートのが便利ですが。
電池・充電器・・・向こうでは日本の電池が買えないので予備。(カメラ、目覚まし用など)充電器は使えないものもあるので
事前にチェック。
ホッカイロ・・・秋・冬あると全然違う!
辞書、会話本・・・使うかケースバイケースですが小さいのを持っていると安心。
と、いろいろ書きましたが、私の荷物はかなりコンパクト。一つ一つかさばらないものを選ぶことが肝心です。
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保険
海外での医療費は思いのほか高いもの。海外旅行保険には必ず入っていきましょう!
最近ではインターネット上で申し込みが全てでき安いものがあります。またパックされているものだけでなく、自分の必要な
ものだけ個別で入れる保険もあります。クレジットカードに付いてくる保険では補えないものだけ入っていくということもできます。
空港にも保険会社のカウンターが入っていますのでギリギリでも大丈夫。(ただし乗り遅れないようにして下さいね!)
実はこちらにも最初に提示されるコース以外のもあるんですよ。”もっと安いのありますか?”とか”個別でかけられますか?”と
聞いてみてください。
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お金の両替
現金はたくさん持ち歩かない!というのは誰でも分かってることなのですが、さてそれでは現地で使うお金はどうする?
以前は日本円を持って行って現地で両替していたのですが、ここ最近はずっとクレジットカードのキャッシング機能を使って
ATMから引き出しています。もちろん利息がかかってくるので長期の旅行には向きませんが、帰国してすぐに払いに行けば
両替して手数料を払うよりは良いかと思います。なんと言っても大金を持ち歩かずに済むこと、好きな時に好きな額だけ
引き出せるというのが魅力。ATMはいろいろな場所にありますし。
国際キャッシュカードという手もありますが、いろいろな制約があるので気を付けなければいけません。
トラベラーズチェックはあまりおススメできません。手数料がかかるし、発行会社のカウンターに行かなければ替えられなかったり
手数料がかかったりします。わざわざ時間を割いてそこを探しに行くのも面倒。お店などでは直接受け取ってくれない所も多いし、
あまった時にはまた日本円に換えるのに手数料がかかります。
現金の場合、海外の両替所はレートも様々ですし手数料がかかったり表示が分かりにくかったり。
昔パリに観光で行った時、こんなことがありました。そこはどこにでもある大手の両替所で、手数料無料・レートが安いが売り。
両替したい旨を伝えるとカウンターのお姉さんが”パリの地図(どこでも無料で置いてあるもの)は要る?”と聞いてきた。”はい”と
答えたら、”お友達の分も一緒に3枚入れておくわね”との答え。ニコニコしてとっても親切そうな人。ところが後で気づいたら、
地図代として1枚200円、計600円も取られていたのです。たしかレシートには地図代と書いてはいなくて1枚だったら気づかなかった
かもしれません。今もこんなことがあるのかは分からないけれど、皆さんも気をつけて下さいね〜。
とりあえず、クレジットカードが使えるところはそれで払うのが一番です。
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空港へ
空港へはなるべく早めに向かいましょう。交通機関の遅延やテロでのセキュリティチェックなどで思いのほか時間を取られてしまう
こともあるので。
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入国審査
機内で入国票・税関書類が配られます。もし眠ってしまってもらえなかった時は客室乗務員の人に聞くか到着の入国審査の
場所にも置いてあるので慌てないで大丈夫。
言葉が通じなくてドキドキする入国審査も、短い滞在で観光ならば問題もないと思いますよ。聞かれることは大体”観光ですか?”
”何日間ですか?””ホテルはどこ?”くらいなもの。黙ってしまうのが係りの人も一番困るので、通じなくても紙に書いたものを
見せるなどして伝えようにしましょう。帰りの航空券を提示するよう言われることもあるので準備しておいた方がいいかも。
相手国が一番恐れているのは、不法滞在して働きはしないか?ということ。その為、友達が住んでいる、などとは言わない方が
いいかも。かえっていろいろ突っ込まれます。
入国審査が厳しいのはイギリスかもしれません。。。4月の留学が多い時期は特に混んで、何時間も待たされることも。その一方
パスポートを見せるだけで何も聞かれない国も結構あります。フランスでは前はスタンプも押してくれませんでした。
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現地で
現地ではトラブルのないよう楽しんで! 困ったことで簡単なことならホテルの人に相談してみましょう。
(ホテルの部屋で何か問題があった時も躊躇せずに言ってみましょう。言わないと満足していると思われてしまいますから。)
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その他、基本的なことはコチラ↓のサイトなどでチェックして下さいね。
地球の歩き方 http://www.arukikata.co.jp/index.html
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