ホームへ

 so-510


  SO-510 ボタンフック ¥6300 A(金属部分、小汚れ)
  1900〜10年代 アメリカ 
長さ14.8cm

 アンティークのボタンフックです。
 まだドレスを着ていた時代、ファスナーはない時代のお話ですから
 お洋服や靴などには小さなボタンがたくさん付いていました。
 例えば袖口だけで小さなボタンが10個とか、革製のグローブに付いた
 ボタンホール、コルセットをした状態での靴のボタンを留める作業など
 その当時のお洋服を思い浮かべるだけで、どんなに大変だったか
 想像がつきますよね。だから当たり前のようにこのボタンフックを
 使っていたのだと思います。

 モチーフやレリーフが付いた素晴らしいデザインの純銀製の物など
 も見かけますが、こちらはフレンチアイボリーと呼ばれる合成樹脂で
 できた柄のもの。象牙の代用として作られた当時は最先端の素材
 でした。シンプルですが、美しいラインで、使いやすそうです。

 柄の部分はきれいな状態ですが、金属部分はステンレスではない為
 ちょっと変色が見られます。錆びたりはしていませんが、念の為。























ソーイングへ