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南フランスのパン屋さん

サイズ：　W.233 L.73.0 H258.mm

（2021年製作）

結婚してパリから南フランスの小さな町に越して来たオレリ―。 　サンジェルマンの小さなアパルトマン暮らしに別れを告げ、お庭のある大きな一軒家に旦那さまと 　旦那さまのおばあちゃんと住んでいます。お庭には放し飼いのニワトリまで！ 　パリ育ちのオレリ―にとっては、のんびりした田舎の生活はかえって新鮮なこと続き。 　卵はニワトリさんが産んでくれるし、ハーブもたくさん自生しています。 　パリの暮らしでは早起きが苦手だったのに、今では5時には自然と目が覚めてしまう程。 　だってとっても明るいんですもの。 　夏の光輝く太陽も素敵な場所だけれど、パリのように寒くなることがないこれからの冬の季節も楽しみ。 　旦那さまもおばあちゃんも料理が得意だから、もっぱらオレリ―の朝仕事はパンを買いに行くこと。 　町には2件しかパン屋さんがないけど、オレリ―のお気に入りは15分程石畳の緩やかな坂を登った 　Boulangerie de blé。 　ほんの少し町から離れているから観光客は来ない場所です。 　パリで修行をしたと言うオーナー夫妻は同世代みたいだから、もっと仲良くなりたいな。 　昔ながらの製法にこだわったパンはどれを買っても本当においしいの。 　人気の種類はすぐ売り切れちゃうから、朝早いオープンの時間に合わせてくることもしばしば。 　そうこうしている内に、お店に到着。 　あら？今日は早や足だったのかしら？　あと開店まで少しある・・・ 　と思ったら、先客がいるわ。パン屋のお隣の家のアルグ君。頭が良いからもしかして順番待ちかしらね（笑）？